2009年6月14日日曜日

読書

山崎豊子の「二つの祖国」を図書館で借りて読んでいる。

戦前から戦後にかけての歴史については、学校でほとんど習わなかった、もしくは、ただサボってて憶えていないからか、知らないことがとても多くてこれでいいのかと焦る。国内で暮らす一般庶民であっても、多国籍な友達や仕事関係者、留学生などと接することはあり、自国の歴史認識や政治などに対する意見を説明する機会がある。個人によって程度の差はあるが、今はそういう時代だ。だからか、20代後半ごろから、特に日本の近代史の本を意識して読むようにしている。読んでみるとそれが面白い。当時は、この年になって気づくなんて遅すぎると思ったけど、何歳になっても知らないことは沢山あって、ずっと勉強していけばいいのだから、まあいいかと思う。

「二つの祖国」は、太平洋戦争の前後において、アメリカ在住の日本人移民や日系二世の人達がどのような目に遭ったのか、情報部局として戦争にどう関わったのか、などなど、知らないことが多くて衝撃的だった。特に東京裁判で日系二世が通訳とモニターを務めていた話が小説のクライマックスで出てきて、このまま一気に読み終えてしまいそうだ。

タイコクラブ



先週はタイコクラブ。気持ちよかった~。帰りは大渋滞で、7時間くらいバスに揺られて疲れたけど。