お盆に京都へ行ってきた。
■第一日目(2009年8月14日)
名古屋駅で待ち合わせて、新幹線で京都駅へ。11時頃着。駅前のバスロータリーの総合案内は分かりやすかった(別にまとめる予定)。
駅前のホテルに荷物を置いて、烏丸五条にある「夢館」というお店で浴衣をレンタル。
昼食を食べた後、銀閣寺へ。このあたりで、些細なことで俺の機嫌が悪くなってムスッとしていたため、銀閣寺はあまり記憶にない。(ゴメンなさい・・・。)しかも銀閣寺は修復中だった。
気を取り直して、哲学の道を南下して、永観堂。次の南禅寺と比べると有名ではないけど、とてもステキなお寺で、今回の旅行で最もいい時間をすごせた。奥の本尊(ほんぞん)の「みかえり阿弥陀像」は、なんとも言えないよさがある。母の強い勧めで行ったんだけど、見てよかった。
続いて南禅寺。ここは以前にも来たことがあるが、赤レンガの琵琶湖疏水の水路閣をもう一度見たかった。
思ったより時間がはやく過ぎて、予定していた八坂神社は別の日に行くことに。祇園のお茶屋さんで休憩。彼女はスライムみたいなワラビ餅食べてた。
30分遅れて、予約していた木屋町の「豆屋源蔵」で夕食。川床で豆腐料理。
■二日目(2009年8月15日)
午前中に嵐山へ。3日間とも市バスの一日券(500円)を買って移動していたけど、この日だけは電車も使った。四条大宮駅から嵐電(らんでん)で嵐山へ。
渡月橋→天竜寺→竹林の道。今回見たかったものの一つ、法堂天井の雲龍図。日本画家の加山又造画伯による巨大な龍が天井一面に描かれていて、すごい迫力。「八方睨みの龍」というから、天井を見ながら法堂の中を一周回ると、龍の顔がずっとこちらを追って睨んでいるように見えた。長いこと歩き回ったけど、どこへ行っても龍がこちらを見ており、どんな仕掛け(描き方)なのか分からないし、不思議だった。今回の旅行の中で、一番夢中になって見ていた。
JRで二条駅へ行き、二条城へ行く前に昼食。なかなか食べる場所が見つからず、ANAホテルのレストランにしようかとあきらめかけたころ、寿司屋を発見。そのあと二条城へ。解説のテープが多すぎて雰囲気がいまいち。
一度ホテルに戻って休憩。このあたりで、また俺の機嫌が悪くなる。
お腹がへったので、先斗町へ食事に。店の名前は忘れたが、京野菜の煮物や漬物、鱧の釜飯など、すげぇうまかった。
■三日目(2009年8月16日)
この日は朝寝坊して、昼から行動。市バスで、駅の南の東福寺へ。
国宝の「三門」と「龍吟庵」が期間限定で公開されていた。写真は、三門の上から。龍吟庵の庭は、石で龍の昇天をあらわしたものがカッコよかった。どちらも、とても詳しい説明を聞くことが
「方丈庭園」では、石と苔が市松模様になっている庭と、もと柱(トイレ?)の石を使って北斗七星をあらわす庭が気に入った。
バスで市場河原町のあたりへ戻り、お土産を買う。夜は、また先斗町へ。「大文字五山送り火」のため、どこも混んでたけど、川床でない席が空いている店を発見。たまたまこの店は、事前に調べていて予約しようか迷ってた店だった。
最終の新幹線で帰る予定だったが、もう少しゆっくりしたかったので、東急ホテルで一泊して翌朝帰った。少しだけ値段が上がったけど、最初のホテルよりずっとよかった。名古屋へ帰り、高島屋の上で昼食。新しくできたイタリアンレストラン(この数日間で初めての洋食)。
3泊もしたけど、あっという間だった。本当は、西芳寺(苔寺)とか建仁寺の双龍図も見たかったけど・・・。京都のまちの雰囲気や食べ物はすごくよくて、とても京都が好きになった。また来たいし、住んでもみたいと思った。