2009年11月3日火曜日

東京モーターショー

10月24日(土)に生まれて初めて東京モーターショーに行ってきた。

今回はどこも規模縮小していただろうし、海外からの参加もほとんどなかったけど、そんな中で、ホンダの展示はすげぇ面白かった。一番お金をかけてるってのもあるだろうけど、理由はそれだけじゃなくて、「夢」の感じられる提案があったからだと思う。ポイントは、
  1. エコカー
  2. 都市モビリティのデザイン
の2点。1のエコカーについては、ほとんどの会社が力を入れてた。ただ、最新技術のコンセプトカーやエコカーを並べるだけといった、自動車単体の展示が多かったのに対し、都市の中での人々の「移動」全体に対して提案していた展示は少なかった。

人口減少・高齢社会のこれからは、歩行支援、電動自転車、徒歩と自動車・バイクの間の移動手段、1人乗り自動車など、多様な移動手段が出てくるんだろう。で、道路空間が限られたスペースしかない以上、それらをトータルにデザインしていく必要があって、そこに専門家や自動車メーカーらが知恵を出し合う必要があると思う。

もう1点気になったのは、プライベートな乗り物だけでなく、乗り合って移動する公共交通への提案があって欲しかった。国土交通省の小さなスペースでは、バス車両や乗合用ワゴン車の開発についてパネル展示があったけど・・・。