2008年5月22日木曜日

自己PR

交通関係の発表会と懇親会に出席して、久しぶりに大学院の時の先生と話す機会があった。先生のすごいところは、相手が誰であれ自分の関わる活動についてを魅力的に語れるPR力というか営業力だと思う。それと、様々なキーパーソンを集めてプロジェクトを進めていくプロデューサーとして。そういう意味ではやっぱりスゲェなぁと思う。

2008年5月17日土曜日

映画「I’M NOT THERE」

渋谷のシネマライズで「I’M NOT THERE」を見た。

名前も職もバラバラな6人の登場人物によって、ボブディランの言動をなぞったような映画だった。 ボブディランの歌詞の内容を再現したシーンやセリフは面白かった。

ただ、ケイト・ブランシェット演じる役はあまりにもボブディランそのものだったから、ちょっと抵抗があった。あれなら「ノー・ディレクション・ホーム」を見た方がいいな。

どうせならミュージシャン役がいなくて全員が違う職業で、ボブディランの世界を再現するってのも面白いと思う。で、ライブハウスとかの演奏シーンやBGMでボブディランの曲が多々出てくる。

2008年5月14日水曜日

都市のシンボルに関する一考察

シンボルとは何かを象徴するもので、国や都市・地域のシンボル、会社・組織のシンボル、自由・正義のシンボルなど様々な形態がある。これらシンボルのはたす役割は、人々が何かに属しているという意識を持ち、自らの存在や活動に誇りを持てる(アイデンティティ形成)ための、一つの目安・手助けとなることだと思う。

シンボルであるための構成要件は、外的(外観や認知度)なものと内的(潜在的)要件に分けて考える必要があると思う。シンボリックな物やランドマークと言われるものは、見た目のデザインが特徴的であったり、規模が大きく目立つこと、誰にもで知られていることなどがシンボルであるための大きな要件となっている。
一方で、目立つ建物やモニュメントでもシンボルにはなり得ない、安っぽいと感じるものもたくさんある。これらに足りないものが何かを考えることが必要になってくる。

内的(潜在的)な要件としては、歴史性、連綿性(継続性?)などが挙げられるのではないかと考えている。歴史性とは、シンボルが象徴する対象そのものと時系列的に重ね合わせて感じられること。また、歴史があることで重み(深み)を感じられる。
連綿性(継続性)は、現在も続いて存在していること。たんに昔の古い建築物や町並みを再現したのでは、張りぼてにすぎない。過去から現在まで連綿と続いていればこそ、人々はより強く誇りをもって象徴性を感じることができるのじゃないか。

その他に要件としては、独自性・唯一性、空間(場所、範囲、規模)、文化、日常生活(身近なもの、繋がっていると感じる)、正当性(悪いものはシンボルにならない?)などの視点から検討すべきだと思うが、うまく整理できていない。

2008年5月13日火曜日

「創造都市への展望」を読み始めて

都市の活力の発生源が東京やニューヨークなどの大都市と中小都市とでは異なっている、ということが都市政策を考える上でとても重要ではないかと思った。

大都市(世界都市)には、世界的企業や国際金融センターがあることや、市場規模や人口規模が大きいことなどから、他都市から経済や文化を吸収して成長することで活力を維持できる。つまり、独自の経済・文化を持たなくても発展が可能であり、その発展とともに都市としての個性・文化が生まれてくるのではないか。

一方、中小都市では、全国的・世界的な市場の中で競争しても大都市のようなインパクトはなかなかもてないため、逆に大都市によって吸い取られて衰退することになる。
本書によると、ヨーロッパの「創造都市」とよばれる中小都市では、『地域でつくられる財を活用した輸入代替生産によって地域内の産業連関や技術・組織革新のメカニズムがつくり出され、都市の文化と経済が一体となった価値創造作用がビルトインされているのである。』
ヨーロッパなどの歴史的まち並みがうそ臭くないのは、そういう市民生活の中で形成されているからであって、けっして観光資源のための張りぼてではないからだと思う。しかも、まち並みは視覚的に表に見えている部分だけだが、日常生活の細かなところで地産地消が染み付いているんだろう。先日テレビで紹介されていたけど、ヨーロッパのある町で市民が古い本や家具を修理して大事に使い続けていて、そのための職業がなりたっていることには感動した。

このような創造性を持った都市になってはじめてグローバル社会の中で生き残る個性やブランド力を持てるのだろう。 大都市の発展とは逆パターンである。

大都市東京の中にある神楽坂や下北沢、根津などの個性ある魅力的な地域も同じ原理だと思う。僕は今神楽坂に住んでいるけど、そこで生活している人や働いている人が多くいて、チェーン店以外の様々な個店の商業活動が日夜・平日・休日ともに活発だから魅力を感じている。

技術士試験の申込み

技術士第二次試験に申込んだ。

試験は今年の8月。あまり時間がないなぁ。